AI-RANアライアンスへの加盟について

東京大学は、2024年4月20日、AI-RAN アライアンスに創立メンバーとして加盟しました。日本の大学としてAI-RAN アライアンスに加盟するのは東京大学が初めてとなります。
◆AI-RANアライアンスWebサイト:https://ai-ran.org/

AI-RANアライアンスは、AIを駆使して、モバイルネットワーク(RAN: Radio Access Network)の効率性をグローバル規模で向上させ、ネットワークによる消費電力を削減し、既存のインフラを改善することで、5Gおよび6Gに向けて、AIを活用した産学連携による新たなビジネス機会の創出をミッションとしています。そのためAI-RANアライアンスでは、目的に応じて3つのWGが設けられており、東京大学の代表研究室として、中尾研究室では全てのWGに参加し、RANとAIの協調に向けた産学連携を推進しております。

  • WG1(AI-for-RAN) :機械学習・AIの手法を活用し、RANの性能向上を目指す。
  • WG2(AI-and-RAN) :AIとRANプラットフォームの協調動作を促進する。
  • WG3(AI-on-RAN) :RANにおける新たな応用の開発を推進する。

AI-RAN アライアンスの目指すミッションは、複数の企業と大学が産学連携で取り組むことで最大の効果を生み出すことが可能です。AI-RANアライアンスからのアカデミアへの期待も大きく、東京大学が加盟する意義があると考えます。今回のAI-RAN アライアンスへの加盟により、AIと情報通信の融合により、未来社会に必須の効率的で堅牢なライフラインとしての情報通信基盤である「次世代サイバーインフラ」の研究開発を促進し、東京大学が推進する国際産学連携による技術の社会実装と未来社会のための新たな価値の創造への更なる貢献を目指します。

※東京大学 AI-RANアライアンスへの加盟について:https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/z1701_00037.html

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