概要
本事業では、柔軟なインフラを構築するための素地を、誰でも使えるオープンソースを協調領域として利活用しながら競争領域も研究開発し、国内企業の競争力を高める「戦略あるオープンソース利活用」を立案した。
ベンダ・オペレータ・アカデミアの共創による5Gコアネットワーク（以降、5Gコア）の機能強化、マネージメント強化を実施し、またシステムソリューションの開発などの競争領域に加え、次の通信世代に向けた「アプリ毎スライシング」「MEC統合」等のチャレンジングな研究開発が可能な素地を構築した。
さらに、情報通信の民主化で乱立する可能性があるLocal5G等の自営網に対して、複数の自営網を同時にシームレスに繋げて利活用可能とするローミング機能の実装にも先行着手した。本事業を実施することで、Local5G市場の早期立上・拡大に貢献するだけでなく、Local6Gを見据えた柔軟かつカスタマイズ可能でStandalone(以降、SA)対応した5Gコアを世界初で手に入れた。
共同実施者
- APRESIA Systems株式会社
- 富士通株式会社
- 株式会社インターネットイニシアティブ
※本事業は、NEDO（国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構）の「ポスト５Ｇ情報通信システム基盤強化研究開発事業/先導研究」に関する公募に対して採択されたものになります。
※プレスリリース
https://www.u-tokyo.ac.jp/adm/fsi/ja/projects/cyber/project_00003.html